インテグラのオイル交換とワコーズ「eクリーンプラス」の投入

久しぶりにインテグラのオイル交換をしました。

インテグラのオイル交換は、自分で交換したりホンダのディーラーにお願いしたりと、その時々なんですが、楽天のショップでオイルが特売されてたので、今回はDIYでオイル交換しました。

ウルトラMILD SN/GF-5 10W30

購入したオイルはHONDA純正オイルの「ウルトラMILD SN/GF-5 10W30」です。

懐事情を考えると、性能の良い高価なオイルは毎回は買えません。かと言って激安のオイルを入れてエンジンの調子を悪くさせてしまうのも嫌なので、大体いつもHONDA純正ウルトラMILDを入れています。

今までこのウルトラMILDを入れてエンジンの調子が悪くなったことなんて勿論無いので、オイル選びに迷ったら純正のオイルを入れておけば間違いないですね。

ウルトラMILD SN/GF-5 10W30 4L
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ワコーズ「eクリーンプラス」

そして、今回はワコーズのエンジン内部洗浄剤「eクリーンプラス」も同時に投入します。

車の年式と走行距離を考えるとエンジン内部もカーボンやスラッジで結構汚れているはずなので、「eクリーンプラス」を投入してエンジン内部をリフレッシュすることにしました。

この「eクリーンプラス」ですが、どれくらいの洗浄力があるのかネットやYouYubeなどで評判を調べてみたところ、劇的にカーボンやスラッジが綺麗に取れたというような情報は見当たりませんでしたが、「eクリーンプラス」の商品説明にもあるように、商品の性質上、安全にエンジン内部の汚れを除去する遅効性なので、長年の間に蓄積されたカーボンやスラッジは、そんな短期間では簡単には綺麗にならないんだと思います。

ですが、3,000kmほど走行後にオイルを抜き取ると真っ黒になっていたということなので、「eクリーンプラス」の洗浄効果はやっぱり期待できると思います。オイル交換の何回かに一度くらいのペースで入れておけば、現状よりもエンジン内部は汚れにくくなり、安全に少しづつ洗浄されていくのではないかと思い今回使用してみました。

ワコーズ eクリーンプラス
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エンジンオイルの抜き取り

エンジンオイルの交換はご存知の通り、まず最初にオイルパンからオイルを抜きますが、その前にオイルフィラーキャップを外しておきましょう。

オイルパンからオイルが抜けやすくなるのと、オイルを抜いた後に新しいオイルを入れようとしたら、オイルフィラーキャップが外れない!オイル抜いてしまってからどうしよう!なんてことにならないためです。

オイルフィラーキャップが外れないなんて滅多に無いとは思いますが、ミッションオイルやデフオイルの交換の際はフィラーボルトを先に緩めるのが整備の基本なんだそうです。最近知った豆知識です。(^^

では、早速オイルを抜いていきます。

車の下回りに作業スペースが欲しかったので、ガレージジャッキでフロントを持ち上げて、安全のためにウマを掛けます。作業中に事故に遭いたくないですからね。

オイルパンとドレンボルト

車体の下に潜り込みオイルパンのドレンボルトを緩めます。インテグラDC1のボルトのサイズは17mmです。

オイルパンには「ENGINE OIL」と刻印があるので分かりやすいですね。間違ってATオイルを抜かないようにしましょうw。

オイル受皿

ドレンボルトを外すと、オイルの抜け始めは勢いよく横向きに出てくるので、受け皿はオイルが落ちてくる角度を予測しながら置きましょう。

因みにオイル受け皿はホームセンターで購入したクリアのボックスを使ってます。理由はオイル交換専用の受け皿より安かったのと、透明なので抜いたオイルの色を確認し易いから。

今まで何度かオイル交換してますが、悲しいかなドレンボルトを外す時はいつも手を汚してしまうんですよねぇ。受け皿の周りにもオイルをこぼしてしまう始末。ビニールの手袋をして作業してるから別にいいんですけど・・・。

YouTubeでプロ整備士のオイル交換のやり方を見ていたら、一旦レンチでかるく緩めた後、オイルが抜けないように人差し指でボルトの頭を押さえつけながら、親指と中指でボルトを外れる寸前まで回して最後に手際よくボルトを外してました。不器用なのでこの最後が結構難しいんですよね。

ドレンパッキン

ドレンボルトを外しオイルが全部抜けるまでしばらく放置している間、外したドレンボルトを洗浄し、新しいパッキンを用意しておきます。パッキンは再使用するとオイル漏れの原因になるので新品に交換しましょう。

ドレンパッキンの在庫が行方不明だったので、今回はストレートの10ピース入りを購入しました。サイズはインテグラ Style-S(DC1)の場合、外径22mm×内径14.2mmです。

ストレート ドレンパッキン
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廃油

抜き取ったオイルですが、まっくろくろすけでした。

オイルが真っ黒になっているのは予測してました。以前に幾度かワコーズの清浄系燃料添加剤「フューエルワン」を使用しているので、「フューエルワン」によって洗浄された汚れが、オイルに混ざってるからだと思います。

今回は燃料添加剤の話です。 以前から気になってた物がありまして・・・。 そうなんです。タイトルにもありますように、ワコーズの清浄系燃料添...

オイルパン廃油口

オイルパンからオイルが全部抜けたら、新しいパッキンを装着したドレンボルトをしっかりと締めて、廃油口の周りをパーツクリーナー等で綺麗に清掃しておきましょう。オイル交換終了後の確認の時にオイル漏れがいてないか分かりやすいですからね。

新しいエンジンオイルと「eクリーンプラス」の充填

KITAKO(キタコ)オイルジョッキ

今回、オイルジョッキも新調しました。キタコの蓋つきのオイルジョッキです。

今まで使ってたオイルジョッキは蓋がないオープンタイプだったので、頻繁に使うことがないから次のオイル交換の時に引っ張り出してきたら、オイルジョッキの中にゴミや虫の死骸が入ってたりして、使う前の掃除が面倒くさかったんです。

このキタコのオイルジョッキは本体とジャバラのノズルの先に蓋ができるので、そんな掃除の手間が省けるのではないかと思い購入してみました。これで次回のオイル交換は、時間短縮で作業できますね。

キタコ オイルジョッキ キャップ付属
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ワコーズ「eクリーンプラス」

エンジンに新しいオイルと「eクリーンプラス」を入れていくわけですが、「eクリーンプラス」の説明書きには正しい入れ方は記載されていなかったので、オイルジョッキの中で適量のオイルと「eクリーンプラス」を先に混ぜておきました。

エンジンオイルを入れる前、入れた後に直接「eクリーンプラス」を入れるよりも、この方がオイルと満遍なく混ざるので効果的かと思います。知らんけど。

エンジンオイル注入

では、エンジンにオイルを入れていきます。インテグラDC1の場合、入れるオイルの規定量は3.3Lです。今回は買うのを忘れたのでオイルフィルターは交換しませんが、オイルフィルターも交換する場合は3.7Lが規定量となっています。

やっぱりオイルジョッキは便利ですね。オイルを注ぐ際にこぼす心配がありませんから。

オイルジョッキを持っていなかった時はオイル漏斗を使ってましたが、オイル缶から勢い良くオイルを注いでしまうと漏斗からオイルがあふれたり、漏斗にオイル缶が当たってポロッと落ちてしまったりと何かと面倒でした。

オイルを入れ終わったら、オイルレベルゲージでオイルの量を確認します。私はいつもオイルレベルがゲージの上限よりも少し下くらいになるようにしてます。何故かと聞かれても特に理由はないです。ただ何となくですw。

あとは、少し近所を走行してみてオイル漏れしていないか確認するのは言うまでもありませんね。

廃油の処理について

最後に、DIYでオイル交換をする上で一番重要なことですが、抜き取ったオイル、いわゆる廃油は自治体のルールを守って処理しましょう。廃油をゴミとして出せるかどうか自治体ごとに違うので、事前に必ず確認しておきましょうね。

ゴミとして廃棄が可能な自治体であっても、廃油をそのまま捨てることはできません。オイルパックのような廃油を吸い取らせる処理ボックスに入れて捨てるようにしましょう。

廃棄が不可能な自治体なら、ガソリンスタンドなら引き取ってくれる場合がありますよ。ただ、セルフのガソリンスタンドの場合は、廃油を回収するためのタンクを設置していない所が多いので、廃油の持ち込みは基本的にできないようです。

ガソリンスタンドにお願いする場合は、廃油をオイルパックに入れてしまうと引き取ってくれない場合がほとんどなので、ペットボトルなどに入れて持って行きましょう。但しペットボトルは引き取ってくれませんので悪しからず。