ラジオアンテナをショートアンテナに交換

私のインテグラは、ラジオのアンテナが今では珍しいオートアンテナなんです。

ラジオをつけるとボディーからウィ~~~ンと伸び上がってきます。最近では古くなってガーガーガーーッって鳴っていますがw

インテグラを運転している時は、必ずFMラジオかトランスミッターを使ってiPodで音楽を聴いているので、いつもアンテナが伸びた状態で走っています。

最近ではこんなアンテナも珍しくなり、また、インテグラを古臭く感じさせる要因の1つだったので、最近の車の様にショートタイプのアンテナに交換しました。

ラジオ オートアンテナ 車

アンテナの全体が写っていませんが、MAXに伸びた状態です。

ラジオをONにすると結構な高さまで伸るので、高さの低い高架を潜る時や、タワー式の一時預かりのパーキングに車を泊める時など、アンテナを下ろし忘れるとバチバチバチッ!って引っ掛かってしまいます。

アンテナが引っ掛かってもある程度はしなるので大丈夫なのですが、それでも写真のように少し曲がってしまいます。

以前、完全に折り曲げたことがあり、このアンテナは2本目になります。

オートアンテナをショートアンテナに交換

ラジオ ショートアンテナとアンテナベース 車

今回用意した品はこれです。S2000の純正アンテナエレメントと、アンテナを固定するアンテナベースです。このアンテナベースはホンダビート用です。いつものオークションで入手しました。

このアンテナベースは、フィットやインサイトの純正のアンテナエレメントも取付できるそうなので、飽きてきたら別のアンテナエレメントに交換できるのがいいですね。まぁネジ径が5mmなのでネジのサイズが合えば何でも付けれるとは思いますが。

ラジオ オートアンテナ取り外し 車

では、オートアンテナを取り外していきます。

まず、銀色のキャップをラジオペンチで挟んで外します。ネジ式になっているので反時計回りに回せば外れます。

キャップに傷を付けないように、ラジオペンチの先にウエスを巻いて作業した方がいいでしょう。

ラジオ オートアンテナ ワイヤー 車

キャップが外れたら、アンテナを伸ばした状態にしておいて引っこ抜きます。

ですが、アンテナには少しグリスが塗られており、ゴムの付いた軍手で引っ張っても滑ってしまって中々外れませんでした。あれやこれやと試行錯誤しながら、結局外すのに30分ぐらいかかりました。シリコンオフ等で汚れや油分を先にふき取っておけばよかったんですけどね(^^;

外したアンテナの根元にはギアの歯状になったロッドがくっついています。これを車内のモーターで動かしアンテナを伸ばしたり縮めたりするんですねぇ。

既にアンテナを引っこ抜いてしまいましたが、もし元に戻したい時は多分モーターとASSY交換になるんでしょうね。

ラジオ アンテナベース 車

アンテナが外れたら、そこにビート用のアンテナベースを差し込みます。

が、ネットではビート用のアンテナベースが流用できるとあったんですが、差し込んでみると穴の中に納まる部分の径が少し細く、サイズはピッタリではありませんでした。

後で何か対策を考えるとして、今回はこのまま作業を進めていきます。

ラジオ オートアンテナ 車

今度は逆の手順でキャップを元に戻します。キャップが嵌る側のアンテナベースの径は、キャップの内径とピッタリでした。

画像には写っていませんがアンテナベースに防水用のOリングが付属しているので、忘れずに装着しておきます。

ラジオ ショートアンテナ 車

後はS2000用のアンテナをクルクルッと回して取り付ければ、アンテナ部分は完成です。

お~っ、スッキリしましたねぇ。ショートアンテナに替えるだけでこんなに雰囲気が変わるんですね(^^

欲を言えばアンテナエレメントが斜め後方に少し傾いてたら、もっとカッコいいんですけどネ。

ラジオ オートアンテナ モーター

最後にラジオをON・OFFする度にアンテナ伸縮用のモーターがガーガー動くので、青いコネクターを外しておきます。

トランク内のサイドライニングを後ろ半分くらい外すと、モーターが姿を現します。

動作確認

ラジオのスイッチを入れて動作確認したところ、問題なくラジオを聞くことができました。

が、ショートタイプのアンテナの為か、電波の感度が若干悪くなりました。街中では問題なく電波を受信するのですが、山間部だと少し雑音が入るようになりました。

まぁ、アンテナの長さが短くなったし、ブースターも無いので仕方ないですね。全く聞こえない訳でも無いのでOKです。見た目重視ということでw

因みにトランスミッターからの電波は街中、山間部に係わらず問題なくつかんでいます。

【追記】

今回使用したビート用のアンテナベースですが、直径が1.5~2mm程細かったので、少しは電波の感度が改善されるかと思い、再度分解してアンテナベースに真鍮線をグルグル巻いてサイズを合わせてみましたが、あまり効果はありませんでした。やはりブースターが必要なんだと思います。